映画「ボヘミアン・ラプソディ」が、封切以来、どんどん観客動員数を増やしており、この勢いに乗ってか(?)デアゴスティーニからは「クイーン レコード・コレクション」なるシリーズも始まるようです。

映画では、フレディは空港の貨物作業員として働きつつバンド活動をして、そこからスターに駆け上がっていくわけですが、デビューしてからしばらくは、古着屋も経営していたようです。

ファッションやアートに興味を持っていた当時のフレディの彼女は、BIBAというブティックの店員で、ここであの初期の頃の、彼の両性具有的なスタイルが生まれたというストーリーになっていました。

物語そのものも良かったですが、劇中のヴィンテージファッションもかなり楽しくて、今見ても色使いや柄の組み合わせなど、おしゃれだな~と感心します。

まだデビュー前、あまりお金がない時代から、工夫を凝らして自分を表現している様子がとっても魅力的で、彼の個性が今のように認められる前から、これをやっていたんだと思うと、やっぱり凄い人です。

そんなフレディの言葉に、こんなのがありました。

I dress to kill, but tastefully.
俺は派手にキメる、ただし趣味よくね。


dress to kill「(相手の気を惹くために)めかしこむ、派手に着飾る・おしゃれをする」。

tasteful「上品な、趣味の良い、目の高い」。

直訳すると「殺すために着飾る」、要は「悩殺する、魅了する」ということで、映画や数々の写真でも分かる通り、彼は他のメンバーと比べてもかなり独特のセンスを発揮しています。

多分当時としてはキワモノというか、悪趣味と言われたこともあったかもしれません、フリフリブラウスに毛皮、メイクアップ等々。


独特の雰囲気を持つ人が身に着けられる衣装って感じがしますが、こういった衣装をBIBAでガールフレンドにすすめられて、フレディは試着室で新しい自分を発見する。

このシーンは何気ないですが、彼がインド系移民のファルークからフレディになった瞬間という気がして私の印象に残っている場面です。

I won’t be a rock star. I will be a legend.
俺はロックスターじゃなく、伝説になるんだ。


彼自身は1991年に逝去しましたが、2018年に映画が公開され、本当にその通りになった気がしますね。

What will I be doing in twenty years’ time? I’ll be dead, darling! Are you crazy?
今から20年後に何をしてるかって? きっと死んでるだろうね! 君大丈夫かい?


これは1984年の発言だとされていて、ここから7年後に亡くなっています。

フレディはあまり「年を取る自分」のイメージがなかったのか、こんな発言も残しています。

I don’t think I’ll make old bones and I don’t care. I’ve lived a full life.
自分が長生きする気がしないし、それで構わない。 日々充実しているから。

I really have done it all and if I’m dead tomorrow I don’t care a damn.
やりたいことは全てやったから、明日死んだって別にいいんだ。


make old bones「長生きする、寿命を全うする」。

The most important thing, darling, is to live a fabulous life.
一番大事なことは、素晴らしい人生を送ることさ。

As long as it’s fabulous, I don’t care how long it is.
素晴らしければ、長さはどうでもいいんだ。


One year of love is better than a lifetime alone.
愛ある一年は、一人ぼっちの一生より良い。


映画でも、メアリーに、そしてジムに子供のように愛を求めるシーンがありました。

病に倒れたフレディに付き添い、最後を看取ったのはジムだったそうですが、
その彼もフレディの死から19年後、HIVでこの世を去ったそうです。

それにしても主演のラミ・マレックも、大出世ですね!

「MR.ROBOT/ミスター・ロボット」の方は、どうやらシーズン4で終了のようで、こちらも楽しみです。

そういえば昔、確か新宿コマ劇場の前にフレディの銅像があった記憶があり、調べてみたら、当時クイーンのミュージカル「WE WILL ROCK YOU」が上演されていたらしいです。

こちらも映画のヒットで再び人気が再燃するかもしれませんね。


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